← 日本語ホームへ戻る古典詩 · 日本語

鸛雀楼に登る(かんじゃくろうにのぼる)

前半は沈む日と大河という広い景色を並べ、後半はその「見る」ことを「登る」という行為に変える。抽象的な教訓は語られず、楼に一層のぼるという具体的な動作だけで、視野と自分の立ち位置の関係が示される。結びの一句は、のちに努力を重ねて先へ進むことを表す言い回しとしても使われるようになった。

王之涣唐代五言絶句
日本語訳

鸛雀楼に登る(かんじゃくろうにのぼる)

白日は山に沿って沈み、黄河は海へと流れゆく。

千里の眺めを見尽くそうと思うなら、さらに一層のぼるがよい。

「窮」は貧しさではなく「見尽くす」意なので、「見尽くそうと思うなら」と訳して原文にない解説を足さないようにした。

文化的背景

この作品をどう読むか

景色と行動は最後の一句で結び合う。遠くまで見たいなら、まず自分が高い場所に立たなければならない、という順序である。白日も黄河も鸛雀楼も実在の景であり、詩人は議論を加えず、読者の理解は画面と動作だけから生まれる。本文は『全唐詩』の通行本にもとづき、原文と現代の加工層は分けて記録している。

読解の手がかり

中心的な意味

前半は沈む日と大河という広い景色を並べ、後半はその「見る」ことを「登る」という行為に変える。抽象的な教訓は語られず、楼に一層のぼるという具体的な動作だけで、視野と自分の立ち位置の関係が示される。結びの一句は、のちに努力を重ねて先へ進むことを表す言い回しとしても使われるようになった。

AI が言語候補を生成し、Hermes が出典・意味・文化的境界を確認して採用しました。

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